冬がはじまるよ
冬が来ている。ものすごい勢いで。
毎年同じことを言ってるけど、しっかりした雪が一回降るまで。
まさに今この時期が一年で一番寒いと思う。降ってしまったら何故かもう暖かい。
だから毎年この時期は北海道にいなかったりもする。
3年前は台湾、2年前は愛知で結婚式からの列島北上旅。去年は八重山諸島から四国免許取得。
今年もどうしようかなーと考えて「どこにも行かない。」という決断をした。
俺にとってはどこにも行かないほうが決断だったりする。
冬。誰か住んでくれそうな気もするからそうなったら宿もできそうかな。
今年はコロナもあったり宿から距離をとった一年にしようと3月くらいに考えていた。
その時はこんな状況になるとは思ってなかったけれど、結果として宿といい距離をとることができた。
予約サイトも使わず、リピーターさんを中心にわちゃわちゃと。一年目を思い出します。
収入面などいろいろな不安はあったが、周囲の方がいろいろな仕事の話を触ってくれたおかげて、いろいろな仕事をしながらなんとかやってこれました。
来年もまた何とかなるだろうか。未だに未来は見えないけど楽しく生きていくだけだ。
秋夜
すっかり季節は秋になり冬も間近に顔を見せてます。
そんな時だから振り返りなどを。
旅人宿昭栄はとても平和でした。
数字で言えば来客数前年比2割。大学生がまぁ来ない。
今年は、定員の圧縮、予約サイトに掲載しない。積極的な広報はしない。お客さんの顔は撮らない載せない、、、、等自らに縛りを課していたので当然といえば当然なんですが。
それでもリピーターさんを中心にそれなり楽しく過ごすことができました。
宿がない分いろんなこともできました。
カヌーも気合を入れず気楽に乗れるくらいにはなったし、敬遠してた登山もぼちぼちとしてみたり、春先から摩周屈斜路トレイルの整備にガッツリ関われたり。
これも例年だったら忙しさにかまけて中途半端になってたかもしれません。
今年も相変わらず鈴木は楽しくすごしています。
沢山のお客さんが心配していただいてとても有り難いですが、皆さんご存知の通り、旅人宿昭栄は従業員がいるわけでも無く、大きな維持費がかかるわけでもありません。
俺がなんとか生きている事が≒昭栄の存続なのです。笑
コロナの波は一先ず落ち着いたような雰囲気がしていますが、ここに来て旭川のスーパー銭湯や行ったことのある温泉、宿が次々と廃業の報せを聞きます。
勿論昭栄もこの状況が続けば長くは続かないでしょう。
それでも細く長く続けていけるよう精進します。
これから冬、営業するかどうかも正直迷っています。誰か住込みの人が居ないかなーと探しながらって感じでしょうか。
11月になったら今年もどっか行こうかなぁなんて考えていたけど、バイトを始めてしまったので今年は弟子屈で過ごすのが濃厚です。
ただ天塩川も下りたいし、摩周屈斜路トレイルのスルーハイクもしたいので、時間を見つけて道内をウロウロしていきたいなあ。
4周年です。
周年のブログくらいはしっかりと書こうと重い腰を上げて筆を取る。
五年目を迎える今年は、南弟子屈駅の廃止、コロナウイルスという環境の変化にさらされる年となりそうです。
スタイルを変えながらなんとか営業していますがお客さんの数は例年の2割ほどでしょうか。
それでも最近は一日一組くらいのペースでライダーさんが来てくれるようになり、楽しい夜を過ごせる日も増えてきました。
今年はもう早い段階で「いつにもましてのんびりと」という覚悟を決めているので特に焦りはありませんが、宿として、一旅行好きとして、一日も早い世界情勢の終息を祈ります。
来年の夏に「去年はたくさん遊べてよかったな」と言えるくらい忙しくなることを祈りながら今年は遊ぼうとここに誓う。
とりあえずカヌー、バイク、山登り、釣り、DIYに、、、、、やりたいことは無限大。
2020シーズンの営業について
2020年度の営業は当日の直接予約のみとします。
一人一泊千円。人数制限&寝具の提供基本なしです。
人数制限はしますが、相部屋形式であること、トイレシャワーキッチン等は共用施設です。
予めご了承頂けますようお願いします。
なんだか営業開始当初に戻ったような感じである。
ライダーハウスっぽくていいじゃないですか皆さん。
お待ちしております。とも言えないけども今年は少人数で遊びましょう。
アンテナ
一生に一度であると信じたい自粛期間も出口が見えてきた今備忘録がてらつらつらと。
3月中位から自主自粛(?)を始めて、4月の頭くらいから割りと強いられた自粛をして今に至ります。
金銭的な所で言えば、従業員もおらんければもともと貧乏な私。
国からの支援を受けることも出来たのでそれほどの問題はありません。
そういえばちょうど持続化給付金が振り込まれたようです。
正直なところこれで一年は生きていけるのかもしれない。
私生活的な所を言えば、とてもゆったりと暮らしています。
本を読み映画を見て音楽を聴いて。
なんだか昔読んだ本をもう一度読むのが増えた気がする。音楽も映画もそう。視野が狭くなっているのでしょうか。
30歳を前に2001年宇宙の旅を見ました。
やっぱりよくわからないけど少しわかるようになった気もする。
山菜も例年より沢山とってます。アイヌネギ、わらび、コゴミ、タラノメ。
トレイル作りの活動に参加して屈斜路湖周辺の開拓等もしてたり、ワカサギ漁のバイトをしたり。
名古屋で働いてた時にこの状況だったらこんなにゆとりを持った暮らしを出来ていないんだろうなぁともしみじみ。
なんだか移住した当時の新鮮さを思い出します。
弟子屈に来て五年位になりますがまだまだ知らないことは沢山あるんだなぁ。
弟子屈に来る要因となった昭栄小学校の利活用協議会も解散となりました。
個人的には廃校となった小学校を何にもすることが出来ずに力不足を感じます。
小学校を宿にしたいと思い続けてましたが、それが叶うことはなさそうです。勿体ないなぁ。この先どうなるのか。
宿と言えば、現状まだ昭栄の再開は決めていません。6月から開けようかなとも思いますが、開けても赤字になるだろうなーというのが正直なところ。
だったら、もう少し時間の自由を優先して働いたり遊んだりもありかなぁ。
デッドエンドの思い出
自粛の春。
グループイノウを聴きながら
物を作ったりカヌーの練習をしたり壁を塗ったり、なんやかんやなんかしてる日々を過ごしています。
軽トラにカヌーを積載できるようにしたので自転車も積んで一人川下りもできるようになりました。
ただ難しいねー
パドルが右に左に持ち替えバタバタ、流れに負けて川の真ん中で一回転など、、
およそ優雅な川下りには程遠い状態です。笑
沈だけに気を付けて練習あるのみ
壁塗りとか去年塗った軽トラのタッチアップも
毎年この時期に何かを塗っている。上達はしないけど
ここからは急にただただ現実的な話、金銭面は火の車。
町から指定管理を受けている移住体験住宅も全キャンセル。
宿も開けなくてもかかる経費はもちろんあるわけです。
宿業今年は諦めるとしてさてどうしようか
①国から貰える(であろうお金)ときっと回復するであろう宿を信じて耐え忍ぶ
②弟子屈でなんかアルバイト等をしながら耐え忍ぶ
③いっそ出稼ぎにでてコロナ収束まで稼ぎまくる。
コロナ収束後また「地方移住ブーム」になる気がするんだけど、
— サダヲ@宿とかしてる人 (@Sdwo46) April 20, 2020
生活圏と経済圏をちゃんと考えたほうがいい気がする。
俺の場合生活圏は弟子屈で完結してるけど、経済圏は外貨だよりなので外の影響を受ける。
— サダヲ@宿とかしてる人 (@Sdwo46) April 20, 2020
ただ経済も全て弟子屈で完結させようとすると息苦しくなる(多分)ので、結局バランスか笑
コロナコロナでしょうがないので終息後のことも考えたりする。
いつになるかわからないし、どんな社会になるのかもさっぱりわからんね。
とりあえずアイヌねぎの成長を見守ろう
長閑
なんだか怒涛のスピードで世界が動いている。
弟子屈はそんな世界とは切り離されたかのように長閑だ。
駅がなくなって、「さて、俺もちゃんと働く時が来たか」と思ったけど、世界中がこんな感じならやっぱり一生懸命働かなくていい気がする。
宿の予約はほぼ全くのゼロと言っていい。
2月の終わり頃はGWまでには落ち着くやろーと思ってたけどそうでもなさそう。
収入はほとんどゼロ何故か焦りはない。
人よりあまりお金のかからない生活をしていると思う。
宿がなくなってもどうにでも生きていけるようにと常々思って生きてきたのも本当。
家にいる時間が多くなって嬉しい事もある。
本も映画も音楽も昔ほどではないが今も好きだと実感する。
やりたいけど時間がかかることも沢山ある。
さて、今日は何をしようか。
みたいな日々が続くと旅をしていた頃の気持ちを思い出す。
旅は厄介だ。どこまで行ってもオチがつかない。日本を一周すれば満足すると思っていた。
なんか今そんな気持ち。
いろいろ禊も済んだので好き勝手やっていこう。