ライダーハウス
蜂の宿というライダーハウスが突如閉鎖しました。
http://hatinoyado.hatenablog.jp/entry/2019/06/10/175847
長年「ライダーハウス」という文化の中心にいた場所だと思う。
経緯はこうである。
私自身ライダーハウスを始める前から参考にしていた宿でもあるし、蜂の宿に泊まったお客さんも多く来てくれてるので、話を聞く機会も多かった。
突然の閉鎖は単純に悲しいがマスターの決断力は尊敬する。
時間はかかってもまた再開の日を楽しみにしてます。
ここからは個人的な話とつまんない話なので予め。
法律を守るのは当然だと思います。
— サダヲ@宿とかしてる人 (@Sdwo46) 2019年6月11日
ただ今まで何十年もグレーゾーンで放置されていたのを何事もなかったようにどうこうするのは個人的に気にくわないですが笑
まぁ個人的な感想はとりあえずこれです。
仕方ないのは理解してるけど納得は出来ない。
正直もっと潰れるべき所はあるし。
難しいですね。いろいろ。うちだってライダーハウスやってるつもりだけど現状ゲストハウスによってってるし、蜂の宿みたいに強烈な個性があるわけでもない。
箱も小さいしね。
今の教員住宅で宿を始めたのは、隣の廃校になった小学校の利活用ありきの部分があったんだけど簡単に言えば小学校の利活用はなにも起きずに終わりそうです。
飲食店も、ツアーの事務所機能もやろうと思えばやりようはあったはずなのにね。
恨みが有るわけではないけども、梯子を外された感は正直あるなぁ。
元々蜘蛛の糸みたいな梯子だったのは承知の上だけど。
地域おこし協力隊として弟子屈に来た経緯もあり場所は選べなかった。だからこそ蜘蛛の糸みたいなものを信じたのだろうな。
まぁ協力隊でなければ宿の開業はできなかったのだろうけど。
こんなことなら無理矢理にでも学校で宿を始めたかったと思う。
今からではどうにもならないことなんだろうけど。
小学校どうなるんだろうなあ。
売りに出されて金額しだいだろうけどもしかしたら買えるように一生懸命働こう。
このまま何の補修もせずに建物が痛んでいくだけなのは寂しすぎる。
宿賃改定の話
旅人宿昭栄の宿の料金は夏1000円、冬2000円でやってきました。
が今回年間一律2000円に料金改定いたします。
そもそも今までの値段にした理由は、僕自身が旅していたころの宿賃の予算上限が1000円だったからです。(北海道に限る)
なので当たり前のようにこの金額でやってきましたが、ゲストハウス文化の浸透とともに普通のお客様の利用も増えました。ライダーハウスと言い張ってはいますが現状はゲストハウスに近いと思います。
そういうお客様に対応するべく宿自体の設備も、皆様のご協力もありゲストハウスと呼んでもそん色のないぐらいの設備になったと自負しています。
そして何より私自身、個人事業主としてやっているので金銭的な理由も多分にあります。笑
2000円なら泊まんねーよというお客様も当然いらっしゃると思います。それは非常に残念ですが、僕自身がより宿に専念できるよう考えた末の決断です。
もともとライダー以外の人にも利用してもらおうと’ライダーハウス’という冠をつけず、旅人宿昭栄という名前でやってきました。
どんどん周りのライダーハウスがなくなっていく北海道ですが、その中で旅人宿昭栄を長く続けるためにも今回の価格改定をよろしくお願いします。
ですが、
・ライダーハウスの文化に憧れをもって始めた宿であること
・貧乏な旅人を応援したいという思いで始めた宿であること
も事実です。
ここに関しては、無い知恵を絞って還元できるような仕組みを考えます。
正直、日本一周勢、貧乏旅人はなんか手伝ってくれたりとかすればただで泊めます。
これは経営者権限です。笑
ただなんかうまいこと行くような皆様のアイデアを募集しております。
非常に自分勝手なお願いではありますが、これからも旅人宿昭栄にお越しいただけることをお待ちしております。
鞣す
皮をなめす
皮から革にかえる
暖かくなってきたので皮をなめしてみた。
といっても二度目の挑戦なのでワクワクというよりも前回思い知っためんどくささばかりが頭に浮かぶ。
今回もやっぱりひたすらめんどくさかった。
前回作成した革はなぜか成功とはいえないまでも、腐ることもなく、
とはいえ居場所を作れないまま宿の2号棟のソファの上に鎮座している。
使い道もないまま新しい革を作ろうとしている。
ずっと皮のまま眠らせておくわけにもいかないし。
ひたすら肉を削る。そして洗う。そして干す。
カラスも来たけどもう肉は残ってないので所在なげにしていた。
乾いたら、魔法の粉ミョウバンを塗る。
そして新聞紙にくるんで10日くらい放置する。今そこです。
たぶん10日後にめんどくさくなって、20日くらい放置する。。。。
革、、、何に使おう。。しかも2枚。。。
2号棟開業のお知らせ
なんとかGWまでに2号棟の開業が間に合いました
相変わらずただの家です。
取っ手が外れてますね。笑 あとで直しておきます。
一号棟とは違い、いわゆるツインベットの部屋が三つ。
こっちは落ち着いてゆったりまったりしたいお客様向けになるでしょうか。
まぁ、結局やりながらいろいろ考えていくので、3か月くらいはアイドル期間としてまったりやってみようと思います。
目指すは器用貧乏
本業(ライダーハウス)とっても食べていけない俺は、便利屋さんのごとくいろんな仕事をしている最近です。
・酪農
・畑作
・水道屋さん
・ホームセンター
ホームセンターは普通にアルバイトですが他は何とも不思議なアルバイト。
後の仕事は個人的に頼まれる的な仕事です。いわゆる企業がない分、弟子屈には社長さんがいっぱいいます。だからこそできる働き方かもしれないですね。
何より「明日暇かー?」みたいな働き方が心地よいのである。
非常に社会人失格な発言をあえてするが、
俺は毎日同じ場所で同じ人間関係で働くことが嫌なだけで、働くこと自体は嫌いではないことに気づいたのです。
ただ受ける限りは仕事として一生懸命やるのはもちろん。
いろいろな仕事を頼まれるようなスーパー器用貧乏人を目指すのである。
じじい
前の記事にも少し書いたように宿はとても暇です。
他のところは知らんけど。
なので二段ベッドを作ったり図書館で本を借りて読みまくったりしてます。
それでも一日はすぐ終わる。
朝は割と早く起きている気がする。7時くらい?
なぜならもう爺だから。
夜も早いと思う11時くらいにはねる。
なぜなら爺だから。
昔から じじいにあこがれていたような気がする。無駄に早く起きて畑をやって縁側でまったりしてボケーっとしたり作業をしたり。
やることはあっても「誰かから与えられた」タスクではない。
爺にあこがれるんだ。
昔から人に指示されて行動するのが苦手で気づいたらこんな生活をしてる。
お金はないけど困るほどでもない。
お金があったらやりたいことって思いつかない。
俺がやりたいことってお金かからないから
(いやでもナンバーガールの野音に行きたい。フジロックにも行きたい。金欲しいわやっぱ)
爺のようにいきていこう。